記者会見は、こちらが意図して伝えないと、うまく伝わらないどころかかえって混乱を招くことがあります。ポイントに沿って準備をしましょう。
- ポイント1 マスコミへの伝え方は、利用者や家族、地域の方々に話すように、誠実に対応しましょう。
- ポイント2 記者会見には準備が必要です。会見者は1人ではなく複数としましょう。
- ポイント3 記者会見をする人は、施設の管理者や事実が分かる人で対応しましょう。
- ポイント4 事実の概要、施設の対応経過と今後の予定、関連情報、見解等をまとめ、想定質疑を用意しましょう。
- ポイント5 文書で示す内容、口頭でのみ伝える内容、質問があった場合に説明する内容などに分けておきましょう。
- ポイント6 内部資料を会見場に持ち込む場合は、マスコミに映されないように注意しましょう。
- ポイント7 記者会見はオンラインでするのか、会見場で行うのかを決めましょう。会見場で行う場合は、3密を避け、十分な感染対策をして実施しましょう。
参考文献 上地安昭(2003):教師のための学校危機対応実践マニュアル,金子書房, p83,