自宅待機になったとき
勤務先で感染者が判明し、濃厚接触者として2週間の自宅待機となりました。
PCR検査では陰性だったものの「感染しているのではないか」「感染させてしまったのではないか」という強い不安があり、また職場が大変な時に自宅にいて何もできない自分を責める気持ちや、2週間後に復帰できるのだろうかと不安に思い、あまり眠れない日が続きました。
かかわりのポイント
不安、焦り:自宅待機中は、自分が感染しているのではないか、誰かに感染させてしまったのではないかという強い不安や恐怖とともに、人手不足になっている職場に行けないもどかしさや自分を責める気持ち、焦りを感じることが多くあります。
不眠:自宅待機中は生活のリズムが乱れたり、不安や焦り、外に出られないストレスなどから睡眠が十分に取れないことがあります。
睡眠のための工夫
孤立、聞いてもらえる人がいない:自宅から出られない環境の中で、孤独感や無力感が強まることもあります。定期的に電話などで連絡を取ることは、孤独感をやわらげ、また自分の気持ちを誰かに話すことは安心にもつながります。
自分でできるストレス対処法
最近なんだかとても疲れています。自分でストレスに対処する方法を教えてください。
かかわりのポイント
大変な緊張下で働く皆さんは、ストレスや体の疲れが知らないうちにたまってしまっているということがあるかと思います。ストレス反応は誰にでも起こりうる正常な反応であり、これらと上手につきあうこと(=セルフケア)がこころの安定につながります。
「セルフケア」とは、「自分をいたわること」であり、そこには「相談する」ということも含まれます。自分一人で頑張っていると感じるときや、ストレス反応が長引くときは周囲に相談することも大切です。
こころの耳
(厚生労働省)
「こころの耳」は、厚生労働省による働く人のためのメンタルヘルスポータルサイトで、さまざまなコンテンツが紹介されています。
~新型コロナウイルス感染症対策(こころのケア)~
新型コロナウイルス感染拡大により感じている不安やストレスと、上手に付き合うためのアドバイスなどが掲載されています。
☞みんなのメンタルヘルス
(厚生労働省)
こころの健康や病気、支援やサービスに関するウェブサイトで、セルフケアについても掲載されています。