仕事へのやりがいがなくなったと職員が話したとき
職員から仕事のやりがいがなくなったと話されたら、聞く側の自分も落ち込むことでしょう。
自分と相手の両方が精神的な意味でピンチになると、いいアイデアがわかないかもしれません。やりがいを感じにくくなるのは、働く環境の面で変化が起きているかもしれませんし、疲労がたまっているかもしれません。どちらにせよ、心と体に負担が起きている状況で、その状況を「ストレス状態」といいます。
ストレスは“不快なこと”と扱われがちなのですが、どちらかというと“脳に生じている負担”であることが多いです。
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(厚生労働省)
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ストレスとは. ストレス軽減ノウハウ,こころの耳,
(厚生労働省)
「身体に疲れなどがたまっていて、脳のはたらきが低下している」などのことがありえます。
元気な時の行動とは少し切り替えることがいいかもしれません。
ポイント1 疲労の蓄積度を聞く
疲労の度合いを聞いてみましょう。疲れは前向きな気持ちを奪いやすいので、もしかしたらやりがいのなさは、疲労が取れない事でうまれているかもしれません。
働く人の疲労蓄積度セルフチェック(働く人用). こころの耳,
(厚生労働省)
ポイント2:負担を減らす
仕事そのものや精神的な負担を減らせるか、職場内で検討するといい場合があります。声かけを行う事が有効な場合も多いです。
管理者・同僚向け.気配りしてますか -上司・同僚の方へ-.こころの耳,
(厚生労働省)
なお、その職員が、ストレスや負担に気づいてもなおやりがいがないと話している場合には、思いもよらないことが関係している場合があります。その方の身近な人や信頼できる人、あるいは下記でご紹介している相談窓口もご活用ください。