R5 行き過ぎた取材や報道で利用者や職員が傷ついたときの対応

クラスターが起こった施設に対して、行き過ぎた取材や報道がなされることがあります。中には、自宅と施設の往来の中で待ち伏せされたりすることがあります。そのような経験をすると、まるで自分が被害に遭ったように感じ、安全が脅かされ、傷ついてしまうことがあります。傷ついたときに起こる主な反応や変化は以下の通りです。

 以上のような反応や変化があると、精神的不調が起こり、仕事へのモチベーションが低下します。そのため、上司は傷ついている利用者や職員がいないかをしっかりと把握するようにつとめ、もしもそのような人がいる場合には、話を聴き、症状の程度及び対処方法について一緒に考えることが求められます。

症状が改善するためのセルフケアを促したり(C3)、仕事の負担度を軽減する取り組みが必要になります(R3)。

C3:気分がすぐれない時の対応

R3:仕事のやりがいがないと話す職員への対応